ねむたろう

くるみ割り人形と秘密の王国のねむたろうのネタバレレビュー・内容・結末

3.0

このレビューはネタバレを含みます

「美女と野獣」のような映像美や作り込まれた世界観を期待したが、かなり物足りなかった。

私は原作やバレエについて知見がないが、本作に登場するくるみ割り人形は、何故タイトルになっているのか分からない程存在感に乏しいように思えた。

全体感としては、各キャラの行動原理が描かれていないため、主人公にも悪役にも感情移入できず、いわば人形劇を眺めているだけ、というような気分だった。それが狙いだったのだろうか。

良かった点としては、ヒロインの女の子が着ている衣装は素敵だったように思う。くるみ割り人形風のものは特に。

キーラ・ナイトレイは久しぶりに見たような気がする。

子供向けという風に理解すれば、特に問題のない作品だと思う。