映画ファンなら殆どの人が知っている
クエンティン・タランティーノ監督、脚本、
出演のバイオレンス作品。
初上映30年も経ってしまった。
30年の間に何回観たかな?
今回は初めて日本語吹替で観てみた。
オープニングのマドンナの会話も
日本語吹替で聞くと改めて下品な会話で
笑ってしまう。
そこからの『Little Green Bag』が流れる中
黒スーツにサングラスで歩くだけのシーンの
カッコ良さは30年経っても色褪せる事は無い。
ストーリーや裏切り者が誰かを知っていても
やっぱり見入ってしまう脚本が素晴らしい。
タランティーノとガイリッチーは、選曲センスが
本当に好きで、評価する時に音楽だけで何割か増してしまうw
ハーヴェイ・カイテルは今はお爺ちゃんだけど
この頃の渋さ最強。
ティム・ロスの色気とフェロモン。この頃から
ダントツでカッコいい。
スティーブ・ブシェミの個性。この人を
見つけてきたタランティーノ天才だと思う。
マイケル・マドセンの狂気。初めて観た時
警察官に何するんだろう?って本気で怖かった。
クリス・ペン、実兄のショーン・ペンと2人が
昔凄く好きだったけど40歳で亡くなっちゃったの
残念過ぎる。今観ても、やっぱり好き。
今書いてて思ったけど、クリスペンの実兄が
ショーンペンで、その元嫁がマドンナ。
そのマドンナの曲イジるオープニングって
クリスペンはどんな気持ちだったんだろwww
下品な会話やコンプラ違反になりそうな
エグさも、そこが好きって訳じゃないんだけど
何となくあの時代にしか観られないものが
詰まっている気がする。
来月映画館でデジタルリマスター版が上映される
らしい。
多分行きはしないけど、まだ観た事無い人は
この機会に観てみては?