Ark

レザボア・ドッグスのArkのレビュー・感想・評価

レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)
4.5
2024-8
宝石店のダイヤ強盗に失敗した男たち。仲間内に裏切り者がいると考え、仲間を疑い始める。


短い中におもしろさが詰まってる。1時間半の低予算でおもしろいギャング映画を作れるということは、タランティーノのアイデアと魅せ方は凄いんだな〜。

ミスター・オレンジ結構長いこと耐えてるなぁ〜と思ったけど、時間軸が行ったり来たりしてるから実質そんなに経ってなかったか。シーンを追うごとに血溜まりが大きくなっているのが細かくて良き。

スティーヴ・ブシェミも若い。

ミスター・ホワイトとミスター・オレンジの関係性がアツい。

ラストの告白シーンとその直前のシーンが印象に残る。後者の他にない衝撃的な展開はそれぞれの信念が正面衝突する珍しい瞬間で、ある意味“これぞギャング”という感じすらある。

なんかタランティーノがめっちゃ脇役で出てる(笑)下ネタを喋りまくっただけ。
初の長編監督作品で90万ドルという低予算だったので、俳優たちの衣装は自前の私服らしい。ホワイト役のハーヴェイ・カイテルはアニエス・ベーのスーツを着ていたが他の俳優たちは安いスーツで、スティーヴ・ブシェミのズボンは黒ジーンズなんだとか。意外と分からないもんだな〜。みんなの黒スーツに黒ネクタイ姿がクール。

名前決めの時の「イエローよりは良いだろ」は人種差別発言という認識でよろしくて?
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