ユージーン

レザボア・ドッグスのユージーンのレビュー・感想・評価

レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)
3.6
「パルプ・フィクション」に引き続き、今作も視聴してみました。

 作りとしてはとてもよく似ていて、男たちの他愛ない会話と、時系列をごちゃつかせた編集の妙で、なんとなく優れた作品かのように見える作品でした。

 ただ、中身としては、だいぶ薄く感じるものがありました。もう少し、徒党を組んだ彼らの関係性について深く掘り下げるようなシーンがあれば良かったのかな、という印象です。でないと、なぜホワイトがあそこまでオレンジを信用しているのか、という疑問が残りますから。