ミッキーミカラーノ

レザボア・ドッグスのミッキーミカラーノのネタバレレビュー・内容・結末

レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

カーっ!
おもしれー!
おもしれー!

というのが第一の感想です。本当におもしろい!!!!!!!!!!!!

全然予想つかない。ブロンドが死ぬとことかオレンジが車を盗もうとした女に撃たれるとことか予想がつかない!おもしろい!衝撃的な展開からの答え合わせが堪んない!おもしろい!はあ!やばい!

と言うふうな感じです。やっぱり時系列がバラバラなのも面白い。現在→過去の答え合わせが気持ちいい。いくら会話部分が退屈に思えてもお釣りがじゃぶじゃぶ返ってくるぐらい面白い。会話部分も面白いんだろうけど、個人的には雑談部分長すぎてちょっとだけ眠くなります。あと冒頭のライクアバージン論は普通にキモいなーと思いました。黒人白人の女性議論も酷い。いかにもホモソーシャル。前者は他のメンバーも眉を顰めてましたが。

あとホワイトってオレンジにとったらいい奴だけど普通に犯罪者だしオレンジを病院に連れていけなかったのは自分の本名教えたからだし、善人では全くないと思います。けどオレンジを最後まで庇ってあげてたのは少し謎であると同時に、大好きだったんだろうなと察せます。まあ、人の話をあんまりちゃんと聞かなかったりと意固地な部分があるので、どっちかというと自分の考えは正しいと信じ込みたかったのかも知れません。ポッと出のやつをこんなに庇うのは、100%友情ではない、というのが私の考えです。

最後の3人の撃ち合いからの、オレンジによる告白、ホワイトの一発、この流れが本当にゾクゾクしました。おもしろすぎ!オレンジを信じてしまったばっかりに仲間2人を殺して撃たれてしまったホワイトの後悔した顔がやけに人間くさかったです。そして犯罪者に心を許してしまったオレンジの甘さがホワイトに引き金を引かせてしまった。ゾクゾクしすぎてやばいです!本当に展開が気持ちいい!

正直監督の戦争に対する立場は大っ嫌いです!