桃

レザボア・ドッグスの桃のネタバレレビュー・内容・結末

レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

タランティーノが28歳の無名時代、監督デビューとなるきっかけとなった作品。

あらすじとしては、6人組で宝石店強盗に入ったところ、情報が漏れ、警察が先回りし、失敗。互いに誰が"イヌ"か、探り合う、ほぼ1室で繰り広げられるドラマ。

まずは音楽の使い方がかっこよかった。1970年代ラジオの選曲と絡めながら進んでいくスタイル。
ラジオ文化好きだな。

あとは演出。
回想シーンを除けば、ほぼ同じ舞台で物語は進むが、会話劇や登場人物の描写だけで、テンポよく展開し、絵的にもかっこいいシーンも数々。
当時の資金事情もあるんだろうけども、かえってセンスを光らせていると思う。

最後に、いろんな男の生き様を描いているのが魅力でもあるのだけど、
ホワイト=人情
オレンジ=正義(救難色まで意味する?)
ブルー=冷静さ?
ピンク=賢さ
ブロンド=仁義
ブラウン=ユーモア?
(ブラウンとブルーは登場時間が少なかったから推測まじり)

ホワイトがやっぱりかっこよかった。
(ブロンドもいいけども、変態感が…目を背けたくなるシーンも多かった。)
桃