今回も面白い。ニックが「24」のジャック・バウアー化してた。ドイツで1970年から今も続く警察ドラマ「Tatort」で、ディル・シュヴァイガー演じる元特殊部隊のアツい刑事ニックが主人公のシリーズ4作の完結編。
(この後に劇場版として「アウトサイダー」が作られた)
悪役が最初からシリーズ最後までメインで登場するのも珍しいというか。しぶとい悪役がいるのは良いね。
熱血刑事に仲間を殺られた犯罪組織のボスvs妻を犯罪組織のボスに殺された熱血刑事。ダブル復讐劇。
ムチャな単独捜査をせざるを得なくなったニックを見捨てずなんだかんだで手を貸す同僚刑事、相棒ヤルシンの存在は大きいな。
1作目に出てきた元相棒がキーを握っていたりと3作目の続編ながらシリーズ過去3作の繋がりもあるので続けて観られるなら続けて観たほうが登場人物属性を把握しやすい。
これまた終わったようで終わってないよな。だってあの人のこれまでの言動考えたらあれだけじゃ終わらないって。
たぶんニックもわかってるだろうが、一段落ついてちょっとの間だけでも娘とゆっくり過ごしてくれ……