まろ

アンチャーテッドのまろのネタバレレビュー・内容・結末

アンチャーテッド(2022年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

ゲームシリーズファン+トムホ好きとして鑑賞。映画化にあたっては不安要素が多かったです。

・これまでに映画化の話が幾度も頓挫している点
・原作ネイトとトムホのビジュアル系統が異なっている点。当初はサリー役のマークウォールバーグがネイサン候補だったのかゲームのビジュアルはこちらが近い
・映画オリジナル要素はどの程度配合されているのか?という恐怖
・人間離れしたアクションをどう実写化するのか?
・字幕で鑑賞したら面白さが半減してしまわないか?(ゲームは吹替が醍醐味)
・スパイダーマンNWHという最高傑作直後のトムホ主演作品、彼のことをピーターパーカーとして見てしまわないか?(いらん心配)

そんな心配をよそに本編が始まり。

開始5秒での上空SASUKE状態からの
ネイト「やべやべ!!」は初見なら何のことやらでしょうが、ゲームファンは"アンチャーテッド"だ……と即座に状況が飲み込めたことでしょう。そう、この映画はまさにアンチャーテッドでした。

そもそもネイトがあまりビジュアルありきのキャラじゃないからトムホネイトも全然受け入れられました。原作より爽やか!身体をムキムキに作り込んでいる姿も見所でアクションは言わずもがな、バーテンという遊び心ある設定も◎
サリーとは原作同様の軽口を交わして頼もしいバディだったし、クロエもイイ。トレジャーハンターたちによる駆け引きあり、遺跡をめぐる謎解きギミックあり、古代文明と自然の美しさの調和、SASUKEめいたアクションも、、、
大筋の要素やストーリー展開は原作を準えてて意外と最後まで楽しめた。

欲を言えば城壁を腕力だけで登りきるとかあり得ない飛距離の大ジャンプとかもっと人間離れしたアクションも見たかった。

青の洞窟で船を発見するチャプターが好きだったから映画化されて嬉しい。どこで撮影したんだろう、CGかな?

とにかく映画化が何年も難航した作品だったので無事公開まで辿り着けたこと、おめでとうございます。ソニーありがとう。
続編匂わせも抜かりなかった。
原作ありきで楽しめたけど、原作知らない人にはどう映ったのか気になるところ。個人的にはとても金曜ロードショー向きの映画だと思う。現代版のインディジョーンズ、ハムナプトラ感ある。放送してくれないかな〜〜
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