「宝探しは一人で挑め」
プレイステーションでシリーズ化しているアクションアドベンチャーゲームを映画化。監督は「ヴェノム」「ゾンビランド」のルーベン・フライシャー。主演はMCUスパイダーマンのトム・ホランド。
ゲームはやったことは無いが、映画としては王道のアクションアドベンチャーとして面白かった。ゲームの映画化としては失敗作が多い中、十分成功と言っても良いんじゃないだろうか。
主演がトム・ホランドなんでどうしてもスパイダーマンの影がチラつくが、アクションもスパイダーマンに引けを取らない感じ。特にミッション・インポッシブルばりの飛行機からのコンテナ落下場面は興奮。さすが冒頭に持ってくるだけはある力の入れよう。
反面、ストーリーは結構雑。裏切りや騙しが多いからまたかよ、ってなるし、謎解きもサクサク進むのであまり感情移入できず。まあこういうのは頭空っぽで楽しむ的作品だからこれはこれで良いのかも知れんが。しかしネイトの手ぐせの悪さは突っ込まれたりしないのか。普通に犯罪なんだが。
エンドロール後のおまけを見るに続編もありそうだが、まあ続けても見るぐらいには楽しめました。