健多郎

KING OF PRISM PRIDE the HEROの健多郎のレビュー・感想・評価

KING OF PRISM PRIDE the HERO(2017年製作の映画)
-
偶像から伝説へ、伝説から神話へと至るはなし

ひとりの男が言った
「軟弱な愚民共に告ぐ、シックスパック絨毯爆撃!」
逃げ惑う人々を守るようにひとりの男が前に出た
「なんの!修羅場返し!」
人々の混乱は頂点に達した
(アレク記21:3-10)

この作品にはスコアを付けません
何故なら、これはただの映画ではなく神話だからです
世界中には様々な神話がありますが、その内容を語る際に点数を付ける方がいますか?いませんよね
「神話の映像化なんて腐るほどあるじゃん、それとどう違うんだ」と思う方もいらっしゃるかも知れません
でもこの作品は神話の映像化ではありません
神話そのものであり、これが原典なのです

体験することで今を、明日を生きる活力を得られるという意味では宗教にも近いかもしれない
見聞きするだけで気分が高揚し、知能が低下するという点ではドラッグとも言える
ただ一つ確実なのは、僕達人類にはKING OF PRISMシリーズを他の神話と同じように後世へと伝える新しい使命が出来たということ
つまり、あれだ
キンプリはいいぞ
健多郎

健多郎