なつを

タイム・ダイレイション-死のベッド-のなつをのレビュー・感想・評価

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とある火災現場を調べる刑事の携帯にかかってきた電話。それは二時間前に、現場の部屋で死んだ女性だった!彼女を救うべく奔走する刑事と、部屋のベッドの上で奇妙な現象と対峙する女性。果たして彼女を救うことはできるのか?

邦タイトルといいポスタービジュアルといい、なんだかSFタイムミステリー感満載。しかし蓋を開ければ、ベッドの上でホラーショー起こりまくりのスプラッタ。
某胸から突き出る宇宙怪物もびっくりのチェストバスターに、何の前触れもなく血まみれの女性が叫ぶジャンプスケア。ハイクオリティなカメラワークと美術造形で魅せる、B級ホラーお決まり描写は割と見応えアリ。

刑事の過去の回想や場繋ぎの冗長感は少々否めないが、そこまで見飽きすることなく楽しめた。
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