ツナ缶

セックスで繋がる3つの世界/ZOOM ズームのツナ缶のレビュー・感想・評価

3.0
アイディアはおもしろくて、小説、マンガ、映画の垣根を越えてくるのはよかったと思う、ただ壮大な夢落ちにしてしまったのが残念だと感じる。

エマがマンガでエドワードを描き、エドワードは映画でミッシェルを撮り、ミッシェルは小説でエマを書く、それで3つの世界が繋がる。
どれも空想の産物だから終着点が画けなくて映画作品としてこうするしかなくなったのだろうけど、3つの違った空想を繋げるってアイディアはおもしろいと思うから、脚本を練りに練りまくってほしかったと思う。
どれもが中途半端な出来のストーリーの集合体でしかなかったのが残念だな…。

タイトルの「セックスで繋がる3つの世界」ってのは、エロティックさとは関係なかった感じかな、物語の中心にセックスがあるわけでもなかったし。
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