このレビューはネタバレを含みます
生々しい当時の映像と、そこに関わった人物のその後のインタビューでワールドトレードセンターの惨劇を振り返って行く映像作品。
胸がきゅーってなる。
二機目がビルにつっこんだときに「テロだ。アメリカは攻撃されている」と悟った瞬間の人々の発狂。
つっこんだのが旅客機だと知った時のさらに追い打ちをかけるような絶望感。
ビルの火災から逃れようとビルの外壁にしがみつく人々。そして人がぽろぽろと、まるでプールに飛び込むんじゃないかぐらいの頻度で飛び降りていく光景。
飛び降りた人が地面や屋根にぶつかって命が消える音、、。
気分は最悪だった。
自分が生きて帰れるかもわからないのに民間の人を助けにいく消防士の方々には感服した。
ビルが倒壊した時に迫ってくる粉塵と、それを浴びた街と人の様子は恐怖だった。。
たった22年前に起こった事実の話。
本当に恐ろしい。
今ワールドトレードセンター跡地は資料館があるみたい。
安い時で往復20万ほどで行けるみたいだから一生に1度は自分の目で見に行きたい。
そして感じたい。
生々しくも起こった過去の出来事を知って伝えていくこと。
そしてもう起こさないこと。
それが生きている私たちにできることなのかな。