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9.11~アメリカを変えた102分~
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目次

『9.11~アメリカを変えた102分~』に投稿された感想・評価

フライ

フライの感想・評価

4.0
ヒストリーチャンネルが、本作2008年に製作したドキュメンタリーを、2016年更にインタビュー映像を加えた作品を鑑賞。
2001年9月11日。8時49分にワールドトレードセンタービルに最初の飛行機突入直後から2棟目崩壊迄の102分を、100人以上の人達が撮った映像や無線などの音声を時系列に見せるのだが、観ていて恐怖を感じるのは勿論だが、撮影者含め事態の悪化に伴う人々の心境の変遷を通し徐々に増していく緊張感と臨場感に、衝撃や悲しみだけでは無く、凄まじいストレスを覚えるのだが…

映像的には、これ迄色々なものを観てきたので、正直そこまで驚くものは無かったが、本作は撮影している人の声や、周囲の人達の姿、無線や電話音声など、観ている自分まで凄まじいストレスを感じ、途中鑑賞した事を後悔してしまった。
序盤、既に煙を上げるビルを呆然と見つめる人達や、何が起きたか分からない人達の楽観的な言葉は、正に野次馬と対岸の火事的な雰囲気にも感じるだけに、全てを知っているからこそ違和感を覚えた。それでも上空に舞う紙と一緒に、100メートル以上あるビルから人が落ちてくる光景は形容し難い恐ろしさが。だがそんな光景を眺める人達の言葉や行動が一変する二機目の突入は、かなり衝撃的だった。明らかにテロにより自分の国が攻撃されていると分かり、全ての人達の顔から、他人事と言う雰囲気が消えた瞬間は見ている自分にも強いストレスが。ビル上部に数百人取り残されている電話や無線情報、眺める事しか出来ない警察や消防士の悲しく絶望的な顔は、観ていてとても心が痛んだ。刻一刻と状況が変化しペンタゴンへの飛行機突入情報や1棟目の倒壊など、泣き叫ぶ人もいれば絶望する人、そしてパニックになる人や怒りに震える人など、強烈過ぎて息苦しくなった。
2棟目が崩壊した時の映像は、この世の終わりを思わせるかの光景に、脳が痺れる感覚が。これ迄、皆んな上を見上げて心配していたのだが、ラスト下を見て同じ方向に歩く人達の姿は、言い様の無い悲壮感が。

ただ衝撃映像を見るだけのドキュメンタリーでは無く、その場に居る人達の生の声が聞ける事で、どうしても感情に強く作用されると思えるだけに強いストレスを覚えるかも。故に本作は余り不用意に鑑賞しない方が良いと思えたが…ただ2016年版は、このドキュメンタリーにより色々な意味で救いになった人がいる事をインタビューとして見れるのが、逆に見ている側にも多少の救いになる様にも思えた。
oucky

ouckyの感想・評価

4.5
最初は、言い方悪いですけど、
怖い物見たさで観てた感じはあります。
当時も、徹夜で色んなチャンネル回して
観たことがない映像を探してたっけ…。

まぁ、久々に9.11の映像を観る訳です。

あー
こんなんだったななーとか思いつつ
一機目がビルに突っ込み、逃げ遅れた人が
火災の熱さで飛び降りてしまう様で
もうやられました…。
あ…これは中途半端に見れない奴だった…。  
そこからはもう胸が
締め付けられ思いで観てました。

このドキュメンタリーが特に凄いのは
ナレーションとか一才ないこと。
無線や、当時の生の声、インタビューとかで
構成していく。
それが、時間を追う事に
悪化していく状況をリアルに感じ取らせる。
なので、凄まじい緊張感と恐怖心が
心を揺さぶる。
何かとても怖い思いをしました…。

そして、何より
この9.11の中に出て来る
消防士の方々にはもう敬服以外ない…。

時間軸で話が進む訳ですが
僕は第二ビルも第一ビルも崩壊するのを
知ってます。
でも、映像の中の消防隊の人は
それを知らず果敢に救助に向かう。
その姿は観てて泣きそうになる。
さらに、第二ビルが崩壊して
第一ビルも崩壊の危機に晒されてるにも
関わらず、
彼らは救助に向かう…。
例え仕事、任務だろうと彼らを動かす
原動力はとてつもない。
火災に呑まれた人々を救助する
そして、仲間と共に協力して
火災を食い止める…。
もう、そんなん観たら泣いちゃいますよ。

アメリカを変えた運命の102分…。
僕もほんの少しだけ
ほんの少しですよ、
同じ時間を過ごし
恐怖を分かち合えたかも知れない。

とてつもないドキュメンタリーでした
Sari

Sariの感想・評価

-
2021/09/12 ヒストリーチャンネル

2001年9月11日、アメリカ同時多発テロを映したドキュメンタリー。かつてはニューヨークの象徴であった、世界貿易センタービル(ワールドトレードセンター)がハイジャックされた旅客機により襲撃された日。

ビルが飛行機による激突を受け、マンハッタン中の人々がパニックになっている様子を至近距離で撮影した映像、キャスターが伝えるニュース音声を交えながら、刻一刻と秒単位で映像が進む。黒煙を巻き上げるツインタワービル、窓から助けを求める人、ビルから飛び降りる人、やがて2棟のビルが時間差で崩落してしまう様、灰色の粉塵の雲が街中を襲いかかり人々が逃げる様子…戦場としか表現出来ない。

タワー界隈に暮らしていた数名の一般人が自宅の窓から撮影していた映像と、数年後に当時を振り返り、インダヴューに答えている映像も交えられる。

このような衝撃的な映像は当時に、また後にも何度も観ているのはずなのだが、何度観ても再びショックを受けて苦しくなる。20年前の9月11日の朝、友人との旅行中だった私は、何気なく宿泊先でテレビを付け衝撃の光景を目にした瞬間の記憶が、まるで昨日の事のように思い出される。このテロによって失われたもの、世界に与えた衝撃はあまりに大きく言葉で表せないものだが、アメリカ大国、遺族の癒えることのない心の傷であり、風化させてはならないと強く思う。
現場で救命に当たられた多くの消防士を含め、貿易センタービルで失われた多くの尊い命に思いを馳せ、このような恐ろしい戦争が二度と起こらないよう改めてテロの恐ろしさについて知るべきであり、平和な世界を願うばかりだ。

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