SORA

君の膵臓をたべたいのSORAのネタバレレビュー・内容・結末

君の膵臓をたべたい(2017年製作の映画)
2.9

このレビューはネタバレを含みます

うーん。
余命宣告をされ、毎秒を悔いのないように大切に過ごしている人(それを見守っている人)であっても、死に対して覚悟ができる、後悔のない人なんていないっていうテーマなのかな。
それはそのとおりだと思う。死を前にしたとき、どれだけ全力を尽くしていても一つも悔やまない、悲しまない人はいないと思う。

テーマ自体は素晴らしいと思うんだけれど、如何せん前半〜中盤のさくらとはるきのコミュニケーションの取り方が気持ち悪すぎて、見るのやめようかと思った。さくらが、従順で拒否できないような性格のはるきをブンブン振り回して、自分の人生のフィナーレをかざろうとしているというか。サンドバッグの代わりに使ってるというか…。急にお泊り、一緒に寝る、いけないことをしようとかセクハラですよ…。手の上でコロコロ転がしてるように見えて気分が悪い。はるきを本当の友達、または尊敬する人としてみていたなら、そんなことできないと思うんだけど。さくらの天真爛漫さ、私には身勝手な人に見えてしまう。
そう感じてしまうのは、俳優陣の演技力の問題なのかな?原作を読めば印象が変わるのかも?
というか、ヒロインの描き方の問題なのか…?キャラクターの描き方が表面的すぎるのが一番の問題なのかも。絵に書いたようになヒロインって血が通ってないように見えてしまうのよね。
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