せれん

君の膵臓をたべたいのせれんのネタバレレビュー・内容・結末

君の膵臓をたべたい(2017年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

本当は小説で読みたかったけれど、せめてアニメ映画の方を観たかったけれど、アマプラにはなかったので実写で初鑑賞。

自分も比較的重い病を患っているので、死をある程度身近に感じて生きていますが、、

中盤あたりでさらっと出てきた「本人が悲しそうな顔をしてないのに、自分が悲しい顔はできない」って主人公の発言は刺さりました、、

あと、自分の病気が治ることではなく、周りの幸せを願うその気持ちもとてもわかります。
だって治らないんだもん。

自分は余命があるわけではないにせよ、、なぜそこまで知ってるの、、?ってくらい重なる部分が多く、、いかに素晴らしい原作なのかを思い知らされました。
是非とも原作をじっくり読みたい。

映像作品として、カメラワークも含めとても美しく表現されており、実写としての良さもしっかりと詰め込まれていました。

制服が過去と現在で変化があるのも良かったです。

自分にもまだ人の心があるのかと確認したくて観ましたが、普通に泣けました。
せれん

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