時代劇は死なず ちゃんばら美学考のカカオのレビュー・感想・評価

日本で初めて映画が作られた件から始まり、時代劇の繁栄と衰退を語る85分。


チャンバラをこよなく愛する者たちによるチャンバラの真髄を語り合うドキュメンタリー。


ドキュメンタリー作品ではあるものの、様々な説明を確認した上での最後のクライマックス場面の演出はとても良くて感慨深い。





大事なのは、刀を抜くに至るまでの背景を知った上での殺陣（たて）を感じること。

これからは、可能な限り刀を抜くことを避けたかったが避けられなかった経緯を感じさせられるかどうかが今後の時代劇に注目して見てしまいそうだ。