チャトボール

時代劇は死なず ちゃんばら美学考のチャトボールのレビュー・感想・評価

3.8
「木枯し紋次郎」「新極道の妻たち」の中島貞夫監督作。

「その男、凶暴につき」「ソナチネ」「地雷を踏んだらサヨウナラ」の奥山和由製作。

監督自ら、殺陣師、俳優、映画研究家、評論家などにインタビューを行い、時代劇、ちゃんばらの歴史や魅力を解き明かすドキュメンタリー。

時代劇を300本以上製作した日本映画の父で津川雅彦の祖父牧野省三、日本初の映画スター尾上松之助や戦前の時代劇スター阪東妻三郎、片岡千恵蔵、北大路欣也の父の市川右太衛門、嵐寛寿郎などが紹介されている。
中島貞夫監督は、牧野省三の長男 マキノ雅弘に師事している。

戦前から戦後の時代劇の流れが分かり興味深い。
最後のちゃんばらシーンが印象的。