Dick

よしもと新喜劇映画 商店街戦争 SUCHICOのDickのネタバレレビュー・内容・結末

1.0

このレビューはネタバレを含みます

★過去10年間で、最悪の反社会的映画。
2017.03.27センチュリーシネマで鑑賞

❶マッチング:消化不良。
➋過去10年間で、最悪の反社会的映画。
➌最悪中の最悪が無責任な脚本。吉本興業がよくも金を出したものだと呆れる。これも人命軽視の政権の影響か?
❹寂れた商店街を復活させようと、会長以下のメンバーが団結して取り組む。目的は良いが、その手段が「殺人」であるのが断じて許せない。
❺商店街に来た客を拉致して殺害し、剥製にして、高額で売りさばく。そのライブ・オークションを世界にネット中継して、競わせる。
❻会場に集まった若者や中高年の男女は、特別の集団ではない。普通のサラリーマンやOLや自営業の人たちである。彼等の目の前で繰り広げられる残酷な殺人ショーを、全員が楽しみ喜んでいる。殺される側のことは全く考慮しない狂気の集団となっている。こんなことはあり得ない、あってはならない。
❼ホラーやブラック・ユーモア、又は「PG12」、「R15+」等のレイティングになっていれば、観る前に対処出来るが、本作はそうではない。
❽本作の謳い文句は「誰もが楽しめる痛快娯楽作品」で、「全ての年齢層が鑑賞可能なG指定」なのだ。新喜劇だと笑って済ませることではない。
❾技法上でも、人物の顔が陰になって見えない、セリフや環境音が大きく響いて耳障りで聞きずらい・・・・脚本ダメ、照明ダメ、カメラワークダメ、整音ダメ、演出ダメのダメダメ尽くし。
❿本来観るつもりではなかったが、招待券を入手したので観た。そして観たことを後悔した。
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