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武士の家計簿のsennakazuのレビュー・感想・評価

武士の家計簿(2010年製作の映画)
4.8
何というか、『武士』シリーズ(⁈)は非常に面白い。藤沢周平が描く武術ものとは違い、下級武士の生活を主に描いた作品もとても面白い。
今回は、城内で算術を生業とするそろばん侍のお話。武術に優れた侍と比べると馬鹿にされる職業ではあるが、なんのなんの。戦には武術と同等に大切な物資を数値的に管理する能力も必要なのです。
先祖代々からのそろばん侍。嫌で他の道を目指すが、学んだ有り難みを思い出しまたまたそろばんパチパチ。涙あり、笑いありの素晴らしい作品でした。
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