しょん

武士の家計簿のしょんのレビュー・感想・評価

武士の家計簿(2010年製作の映画)
4.2
タイトルからは選ばないタイプでしたが、堺雅人さん主演と言うことで視聴。

前半は江戸時代版半沢直樹?な感じ。倍返しはしませんが笑
実在した算用者(そろばん侍)の家計簿を基に作られた話。

算用者として生きる侍が家計の状況(借金)を知り、家の立て直しを行っていく中でお祝い事や弔事、日常の生活を創意工夫して生きていくストーリー。
映画らしい大事件は起きず、ゆっくり淡々と進んでいくヒューマンドラマです。

周りの見栄などより、今あるお金でどう生きていくか。産まれてきた子供達を真っ直ぐ見れる親になれるよう頑張る堺雅人さんには心打たれるものがありました。
息子に対して厳しく算用を教える事も息子の将来を考えての事。
自分もそう自信を持てる親になりたいと思った。
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