りゅうすけ

武士の家計簿のりゅうすけのレビュー・感想・評価

武士の家計簿(2010年製作の映画)
3.5
古き良き時代の生活が観れて本編とは関係なしに楽しめた作品です。
○○家という家制度がうまく機能していたんですねぇ。
現代社会の価値観ではそぐわなくなってしまいましたが旦那が外で働いて奥さんが家を守り4世代が同居している家でした。武士の家なので下働きもいましたがうまいこと回っていたんでしょうね。

畳の生活は視点が低く天井も今より低かったでしょうし狭く感じることも無かったでしょうね。私に正座で過ごせと言われたらしゃがむことさえキツくて現代人だなあとシミジミします。

翻って本編ですが堺雅人の決断した後のきりっと澄ました顔での口上は見応えあります。後の半沢直樹ではより強調された堺をみれました。仲間由紀恵は良い時期でした。娘では初々しさと芯を持った女性を、歳を取ってからもいい演技です。こんな生活を経て現代に繋がっているのかあとシミジミとして見れた映画でした。
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