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牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件 デジタル・リマスター版のtanuusagiのレビュー・感想・評価

4.4
実際の事件をベースに年齢を14歳にしているというのが、14歳という年齢の向き合う死ぬか生きるかという瀬戸際具合を思うと巧みな設定だと思いました。
アイデンティティの不安定な台湾という地と時代を思いながら家族たちや少年少女たちをみると、ひりひりするような焦げるような、ただ人生としか言いようのない思いに駆られる。観終わって数日経っても味わいを反芻するような映画でした。
映画館のスクリーンと音響で観てみたかったなぁ…
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