あすじゅん

牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件 デジタル・リマスター版のあすじゅんのネタバレレビュー・内容・結末

4.3

このレビューはネタバレを含みます

湿った質感の中でじわじわと壊れて行く小四を見ているのがつらかった
物語ではなく、人生をのぞき見ている気持ちになる(というかエドワードヤン作品っていつもそんな感じだけど)

91年の作品でヒロインに「わたしの気持ちをどうにかしようと思ってるなんて自分勝手じゃない?」と言わせてしまうのがすごい

社会も、あの子の気持ちも、変えられない
あすじゅん

あすじゅん