ひたすら画面に釘付けの4時間。凄かった、としか言えない自分の語彙力の無さがもどかしい。
不良グループの抗争とか、政治的な尋問など、分かりにくい部分はあるものの、そんなことはどうでも良くなるくらいの説得力。
ハッとするような印象的な画面の連続に、小四の純粋な眼差し……
真っ直ぐ生きているだけなのに、何故かどんどん悪いほうに流れていくのが切なすぎる。せめて、西部劇の真似事をしている時などの子供らしい笑顔を記憶に留めておきたい。
暗闇での乱闘の後も、事件の後も、人々が普通に生活している演出が好き。
(事件の衝撃のままプツっと終わられるとモヤモヤするので、そうでなくて良かった)
時代背景や土地柄もあるのだろうが、「環境」って大事だなぁ、としみじみ思う。
「信念を信じる勇気を持てなければ生きている意味がない」
