初見。
絶賛を噂には聴いていたが、大した事なかったなあ・・・全く合わなかった。
(我が敬愛する元東大学長やらアカデミーウィナーやら、この作品が駄目な奴は死んだ方がマシ、かのような吠えっぷりなのですか・・・)
ホウ・シャオシェンの『恋々風塵』をリアルタイムで観て、その余りの凡長さに、辟易し、2度と観なかったが、方向性は違うけども、それと同じ緩慢さを感じた。
しかし、台湾のリズムが合わない訳ではなく、ツァイ・ミンリャンはベスト・ディレクターの一人なので、そのネタの提示の仕方、語り口と整理の仕方がトコトン、性に合わないのだろう。物語の流れに乗れず、登場人物の判別すら覚束なかった・・・