街灯の少ない暗闇に包まれた台湾の姿が4Kの鮮やかな画質で堪能できた。
不良少年たちの血なまぐさい抗争が多いが、小四の告白シーンはあまりに純粋無垢で見てるこっちが小っ恥ずかしくなった。その"純情"が次第に"狂気"へと変容する過程はあまりにも哀れで同情を誘う。
登場人物が多いため、最初は顔と名前を一致させることに苦労したが、個性的なエピソードなどが挟まれていて皆キャラが立っていた。(ハニーの性格と衣装はやりすぎな気がしなくもない)
淡い空気感や暗闇の中で輝くネオンと、小四の家族や友人の行く末などを眺めるだけで、あっという間に4時間が過ぎてしまう。
小明が最後に言った言葉が頭から離れない。