周りの人間にはろくすっぽ相手にされなかった小猫王に、プレスリーだけはまともに応えてくれたというのが泣ける
小猫王の家の屋根裏から出てきた日本人女性の写真と自害用の短刀
その写真を事あるごとにぼ…
時間が経つほどに尾を引いている。
フラッシュバックみたいに映像が頭の中を過ぎる。声が響く。忘れられない衝撃。
4時間という長さを感じさせない密度。光と影が恐ろしく美しかった。
観れて良かったと思う。…
まず、この物語は電球に光が灯るところから始まる。
光の使い方がとても印象的な作品だった。
懐中電灯、電球、ろうそく、ネオン、そしてそれに付随する影や闇。それが全てを語っていた。
なぜ小四は小明を刺…
4時間という長い長い大作なのにその長い時間を感じさせない作品だった。いつの間にか終わって、腕時計を見たら4時間が経過してることを知らされて、こんなにも時間が経ったのだと本当に実感できなかった。見終わ…
>>続きを読むほぼ四時間、自分史上でも最長の上映時間にも関わらず、不思議と眼球が疲れなかったのは、4Kリマスターとはいえ25年ぶんの時代差が生み出したノイズとぼやける境界線によるものなのか、あるいは終始、夜の場面…
>>続きを読む登場人物の名前と顔がなかなか一致せず、だけど、それでも引き込まれる。
淡々としながら、
光と闇
奥行きある画面で、
緊張感保ち4時間。
細部語りつつ、映さない箇所も多い。
終盤はいろいろ考えさせ…
鑑賞中、これは一体どこへ向かっているのか、さっきのあれは一体どうなったのか、登場人物は何を考えているのか、ほとんどこれといった明確な理由が示される描写が無く常にざわざわ。
多くの疑問が生まれ続け、そ…
©1991 Kailidoscope