kuu

アウトサイダーのkuuのレビュー・感想・評価

アウトサイダー(2018年製作の映画)
3.0
ジャレッド・レト主演かぁ。
『スーサイドスクワッド』でバットマンの宿敵であるサイコパス『ジョーカー』役をやっとったなぁ。ほんま、スーツが似合うやっちゃなぁ。
オール日本ロケで撮られた『アウトサイダー』は、
先の大戦後の、裏社会の野郎たちの生きざまを描いたNetflixオリジナル映画※って書いてあった。
あらすじは、
日本でパクられた(捕まった)アメリカ兵ニックは、
大阪の白松組組員の清を義理かけて、糞溜め(刑務所)で命を救いよった縁で、清と漢(オトコ)の絆で結ばれる。あれよたれよと、ニックは白松組のオヤッさん(組長)と杯を交わして、日本の裏社会で生きることを決意。
清の兄弟分オロチは、ニックの存在にイラつき、排除を試みる。
ほんでから、白松組とバクバク緊張状態やった、神戸の新興勢力との間に、ウヒョヒョい抗争が勃発~ぅ。
清を浅野忠信が、オロチを椎名桔平、ニックと恋に落ちる清の妹・美由を忽那汐里が演じる。
映画はホワイトウォッシュやと非難されたらしいけど。
古くは、汚れとる建物を白い液体で塗ったことに由来する言葉やそうで、本来、建物にあわせて適切な塗装されるべきっところを、取り敢えず白く塗って誤魔化すことで、間違った修正や隠すようなことに使われることからき言葉やそうで、
『ヤクザに白人なんていない』てなコメントとか、
逆に
『アウトサイダーって題名だけに、彼は日本からしたらアウトサイダー(よそ者)やしええじゃないか』
てな、擁護意見もあったかな。
どちらも間違いはないかなぁ。
実際、これは実録とかも謳ってないし、どちらにせよ、フィクション。
ヤクザ映画、特にVシネマ系のヤクザ映画に出てくる、漢(オトコ)て実際に男が惚れる(掘れるじゃない)男はいる所には居るやろけど、今じゃ稀やろなぁ。
暴力団対策法第9条とかで、ヤクザモンはチンピラや、まして、一般人に面と向かってカマせんように(脅せんように)なったし、まぁ反面半グレ(愚連隊)が幅を利かせとるんもたしかかなぁ。
半グレの大半がヤクザもん破門や絶縁なっとる人たちやし、笑えない現実もあるけど。
兎に角、こりゃフィクションなんやと了解して、画面に
『こりゃおかしいがな!』
『こんなんあらへんは』
なんて突っ込みながら見たら意外に面白く鑑賞できるんかなぁと思います。
余談ながら、小生はあくまでも、戦争を全く知らない子供ですが、地元の先輩には、メチャクチャ怖い在日の白人やら半島の人がいた。
その先輩たちは、ガキの頃はイジメと云うより、迫害を受けて、揉まれながらに、イケイケにならはって、十代なかばでヤクザもんに。て感じで、実際、白人のヤクザが存在してなくはないと記しておきたいかな。
あくまでも年代はちがいますが。
kuu

kuu