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羊の木のaaのネタバレレビュー・内容・結末

羊の木(2018年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

富山県の架空の寂れた港町・魚深に移住してきた6人の男女。一見普通に見える彼らは何かがおかしい。彼らは全員、元殺人犯だった。市役所職員の月末は、彼らの受け入れを命じられるが、港で発生した死亡事故をきっかけに、小さな町の日常の歯車は少しずつ狂い始める。松田龍平良い味出し過ぎだった。こいつが急に人殺し始めたところから物語の急展開。その他の5人(1人殺されたけど)は更正出来そうで良かったね。あと錦戸亮の市役所の職員感というか公務員感も良かった笑 当たり障りなくてつまらないけど良い人っぽくて、ぬるい田舎に染まってて情熱も愛憎もない平坦な感じ。殺人犯達の個性を際立たせる良い役割だった。田舎では1年に2歳年をとるの、わかるよ。のろろ様の言い伝えと、架空の街、魚深。ロケ地巡りとかちょっとしたくなった。「人も良い、魚も上手い。」というか私吉田大八の作品完全に好きだわ。この空気感、堪らない。
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