まずポスターやパケ写を見て「カートラッセルとスティーブン・セガールがタッグを組んでバッタバッタと敵を薙ぎ倒すアクション映画か？」と思ったら、そんなことは無かった(笑)
余りにも早く、そして余りにもあっさり退場してしまう「彼」に開いた口が塞がらなかった人も多いのではなかろうか？
なので元ネイビー・シールズのコックがバッタバッタと敵を薙ぎ倒していく映画をイメージしていると肩透かしを食らうことになる。
と言うか、これパケ写詐欺じゃないのか？などとつっこむのは野暮なのだろうか？
しかし見方を変えれば何ら危なげない大半の『沈黙』シリーズ(本当はシリーズじゃないけど)よりは面白い作品ではある。
しかし改めて観るとハル・ベリーが出ているし、音楽はジェリー・ゴールドスミスだし、なかなかに侮れない布陣。
セガールの存在に惑わされなければ、まずまず普通以上の安定した面白さの映画。
