カッチェ

エグゼクティブ・デシジョンのカッチェのレビュー・感想・評価

3.9
感想①「2001年の同時多発テロでまさかの現実に」
1996年に公開されたこの映画、実は2001年に起きた同時多発テロを思い浮かべてしまうシーンがたくさんあります。同時多発テロの実行犯の中に、この映画を観た人がいるんじゃないかと思うくらいです。

感想②「スティーヴン・セガールを贅沢につかう」
セガールファンにとっては驚愕の展開。

感想③「光り輝くハル・ベリー」
この映画のハル・ベリーが大好きです。キャビンアテンダントのはずなのに大活躍。ただ、強気すぎて命がいくつあっても足りない。

感想④「個性的な名脇役ジョン・レグイザモ」
レグイザモがまた良いんですよ。特殊部隊かっこいい。カート・ラッセルと徐々にコンビネーションが良くなっていくところしびれました。

感想⑤「アクションスターが多いのに緊迫感がすごい」
カート・ラッセルとセガールとX-MENシリーズのハル・ベリーという絶対負けるはずのないアクション最強スターたちが出ているのに、緊迫感がすごいです。最後の最後までハラハラドキドキの連続。同時多発テロのモデルになったんじゃないかと噂された通り、実際のハイジャック現場を観ているかのようでした。1996年の映画ということで、今観るとやや時代を感じてしまう古くさい部分はあるかもしれませんが、アクション映画好きならまず観て損はない作品です。
カッチェ

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