このレビューはネタバレを含みます
ストレスを感じる映画だった。
とにかくトロイが大嫌い。
人種差別の極端な被害者意識が物事の原因を自責ではなく他責にすり替える良きツールのようになってしまっている。
また、弁も立つから周囲も論破されるし言いくるめられてしまって、最終的にはお山の大将。
大層ご立派なことを言っている割には自分の行動はちぐはぐで、それさえもまるで他人のせい。
どの口が言ってるの！？と言い分があまりに意味不明すぎて笑える。
ローズや息子たちがとにかく可哀想で辛いし、観ていてイライラして精神衛生上あまり宜しくない映画だった。
さっさと死ね！！と思っていたら、ラストでぽっくり死んでたのでガッツポーズ。
それなのに、葬式に出たくないコーリーに諭すローズ。
理解不能。
息子の夢を踏みにじり、弟のお金を食い物にして、不倫でローズを悲しませた毒親モラハラ野郎なんて、聖ペテロに天国の門を開いてもらえるわけないじゃない。
感動ポイントは最後までわからなかった。
デンゼル・ワシントンが嫌いになってしまいそう。。。(笑)
