このレビューはネタバレを含みます
人種差別があった時代だからこその家族の間に作られてしまった壁。
自らの経験を息子にさせないため、と言うわがままな愛情から息子の夢を息子の知らないところで壊す。
自分が稼いだ金で生活しているんだからと妻や息子に口答えは許さない。
妻を愛してる、と口では言うけど、
外で子供を作って帰ってくる夫。
黒人の女性にも働き口があって、離婚しても生きていける時代だったらローズはここまで苦しい思いをして生きることはなかった。
人種差別はあってはならない。
それは間違いない。
理解のできない差別から子供や愛する人をを守りたい気持ちも十分わかる。
でも、それを理由に生きる道を勝手に選ぶのは違う。
それぞれが選んだ道でつまづいたら、支えてあげるのが本当の愛なのでは?
よく喋る人だなと思ったし、最後まで好きになれなかった。
セリフ覚えるの大変だっただろうな...