このレビューはネタバレを含みます
吹替で。大塚明夫さんの声を堪能するという意味では贅沢だったけど、元は舞台というのがわかるような台詞量。
さておき、こういうおっさん、もうむり。見てられない。
夢を絶たれた父が、息子の夢を潰し、家族をぶち壊し…って、典型的なモラハラ家庭の図で、なんとも言えぬ。
差別されたせいにしたくなるが、差別のせいとも言い切れぬ…いやでもやっぱり、環境は関係してるよな。
かわいそうなヴィオラ・デイビスをもう見たくない。
不倫でできた子、お産で母親が死んだから妻に、育ててくれ、って、どの口で、というか、愛は負けるが親切は勝つので、そりゃ人として子供は見捨てられないから育てるわな、でもそれは妻だから尻拭いをするわけじゃない。愛じゃない、親切。
哀愁たっぷりに見せられても困る。デンゼル・ワシントンじゃなきゃダメだよな。
母親から父親との恋愛話聞かされる息子、ちょっと気の毒だよな。
普通のひとたちの映画、といえば、そうだけど、しんどかった。