マシンガントークな父親トロイ。
話し続けることで相手を威圧して、主導権を握る。それがスタイル。
頑固一徹な父親。変わりつつある時代。息子への投影。支配することが必要な、というか拘りなんですね。父親ってのはこういうものなんだ!!!
それに疑問を感じる息子コーリーとの衝突。
必然。
自分の人生の欠けた部分を何とか折り合いつけて埋め合わせてきたんだなぁ…。と、思いました。
だから、理屈に合わない事だってわかってても受け入れないんですね。
ローズとの大切シーンがいちばんの見所だと思います。
舞台キャストに拘って作られた素敵な作品ですが、何故か日本未公開…。
家族ってのはいいだけじゃない。
悪いところもわかってて、最後折り合いつけるのも家族。
ゲイブのラッパは天に届いた。