とても難しかったので、評価も難しい
全体的には耽美で、愛もある映画ではある。余りゲイであるとか黒人であるとか貧困であるということは関係がなくも感じる
また、余り説明しない部分が多く、シナリオを追うのもやや難しい印象
例えば、主人公はケビンをヘテロと思っていたのかゲイだと思っていたのか、個人的には自信がない
母と和解したのかどうかも自信がないし、2部でのテレサと仲がいいのかぎこちない状態なのかも断言できなかった
主題的なあらすじとしては、社会的に阻害された男がひとときの愛で救われる、そんな話か
ゲイや貧困はあくまで社会からの阻害を示す媒介で、一定乗り越える成長はしつつも、ブルーにはなれずブラックなままであることに悩んでいたが、初恋に改めて救われる
といった、社会設定は特殊に見えるものの誰にでもある物語かなぁ
初めて愛をくれた父は愛を壊す存在だったというのも捻れる理由だったのかな、
とにかくまだ咀嚼できていない