前にも一回観たんだけど、なんか昔見た時となぜか同じ感情というか心境に立たされてしまって見返した。しかもそん時ばちばちに酔っ払ってて母親と一緒に見たんだけど、この社会のLGBTに対する不当さとそうして生きることの不条理さをとうとうと語ってしまった。あれ後から思い出してもかなり恥ずかしい。
なんかカルマってめっちゃあると思うんだよね。日本語で言うと因果応報とかが近いんかな、自分が過去に愛されていなかったり拒絶されていた経験が人を強くしたりタフにしなきゃって言う野心に変わることがシャロンの生き方だったけど、愛されるべきタイミングで愛をもらえなかったからこそ愛を後から受け取った時の自己に気付けるって大いにあると思う。でもその一方で信じていた母親からの愛を拒絶できないから、自分を育てようとしたり別の道を提示してくれたフアンとテレサからの愛を受け入れられなかったりするんだけどね。血縁があったとしても分かり合えないことがあるのは他人だから、っていう最たるものを表してたわ
あとこの映画の色の使い方めっちゃ好きだわ、光の入り方が美しすぎる
