アカデミー賞受賞作品という事もあり、自分の中でもだいぶハードルを上げたうえで鑑賞しました。
結果、とても良かったです。何度も、何でもないシーンで泣きそうになった事か。
確かにしんどい映画である事は間違いないんだけど、R指定の割にはそこまで直接的な表現もないので安心して見ていられるのではないかなと思います。
生きいくうえでしんどいなー、とか自分てそもそも何なの？とか普段から考えたりしてる人には是非鑑賞していただきたいと思います。もちろん答えなんか出ませんが。
でも人生ってそんなもんでしょ？
やりたい事が思うようにできなくて、てかそもそもやりたい事が見つからなくて、そんで好きな人に好きになってもらえなくて…マジで何の為に生きているのやら…泣
ただそれでも人生は続いていくんだよね。全てを兼ね備えてる人なんて一握り。そんな人はまあいないし、大抵の人は自分に起こった事を受け入れるだけ。だってそれくらいしか手段がないから。
でも考えようによってはそれってそんなに悪くないよね？それがしんどければ、何かしら動いたらいいじゃない。上手くいくかわからないけど。皆そうやっているんだから。
とはいえそんなの難しい。日々の現実は辛いし、頑張って何かしら動いたところで何が得られるの！？リスクをどうやって背負うの！？
とか思いながら鑑賞していました。主人公であるシャロンはどうだったんだろう。彼が楽な方向に逃げて行ったんじゃない事は誰が見ても分かるわけで。
最終章の彼は何を思ったのか…
ラストシーン、自然と涙がこぼれました。
