最近ではもう珍しくもなくなったタイムループもの。
死ぬたびにその日の朝に戻ることを何度も繰り返す。
世界設定や登場人物たちの背景など、途中まで謎だらけの展開だけど、主人公がタイムループを繰り返していくうちに、観ているこちら側にも徐々に分かっていく仕組みになっている。
大半が家の中での出来事。これは低予算ムービーですな。
あと少しで万事解決! というときに殺されちゃってまた最初からなんて、コンティニューやセーブ機能のない昔のファミコンソフトで、長い時間かけてようやくたどり着いた最終面でゲームオーバーになってしまう、あの絶望的な感覚に似てるな。自分だったら一旦あきらめるけど、どこぞの課長は立場上そうはいかず、収録時間の許す限り、戻し作業をするんだろうな。
話が逸れてしまったけど、本作はタイムループものとしては可もなく不可もなくという感じだったかな。
ただ、ラストは賛否が分かれそう。