このレビューはネタバレを含みます
正直なところ、観ていて苦しかった。
お話は4人で弁護士を立てて約束した契約の言葉から始まります。
2度と会わない、話さない、連絡先を交換しない
しかし、そんなに不幸を背負わなきゃいけないのか?
と、思うくらい紗和ちゃんは不幸せ全開!からのスタート。
そこから2人が再会するまでは、あっという間
再会してから何度も会うシーンは可愛らしく楽しめます
そっか、ふたりともまだちゃんと好きなんだな
と、言葉がなくてもちゃんと映像で表しています
一緒に暮らし始めてそのままうまくいくのかと思いきや、ここぞと不倫をズバズバと否定するシーンの連続
2人がお互いを信じきれず喧嘩をするシーンでは「一度人を裏切ったことがあると、相手を信じきれないのよ!」
紗和ちゃんがそう言うセリフは印象的でした。
ようやく2人にとってうまく回り始め
「あー、やっと2人は幸せになれる」
なんて思いましたが、そうはさせてくれません。
北野先生の妻はそう簡単にはいかないのですね。
いや〜、人の愛情が怖いです。
自分に愛情の矢印が向いてないことがわかってても、あんなに諦められないもんなんでしょうかね。
歪んだ愛情としか思えないです
愛情っていい方向に向いているときは良いですが、こじれると本当に恐ろしい。