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ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章のmakoのレビュー・感想・評価

3.8
原作は漫画です。コアなファンがいるみたいで、最初に実写映画化の発表があった時には批判が上がってました。私は弟がジャンプを買っていたので連載当初から読んでいました。でも弟と離れた為、全部を読んでいる訳ではなくて多分、一部位しか知らないかも。今回実写化された四部は全然知りません。だから絵柄や雰囲気が分かる程度です。 
漫画にはスタンドと呼ばれる能力が出てきますが、私でもジョジョの実写化はスタンドをどう表現するんだろう、難しいだろうと思っていました。 不安要素の一つがスタンドでした。
あえてこれを実写化しなくてもいいんじゃないかと。だから映画を観るなんてはなから思ってなくて。 
制作発表で神木君が出演すると知り、なんで役を引き受けちゃったのとショックでした。もう一つの不安要素が三池監督です。三池監督の漫画の実写化は大コケしてて、あっーダメだ、コケる確率が高いと思っていました。でも神木君が出てるし、観ずに最初からダメと思っちゃいけないと思い観に行きました。 
実写化が発表されて俳優をけなす人がいますが、私はアレが理解できなくて。俳優に罪はないと思うんです。 
俳優はオファーがきたから受けているだけで。それに原作に近づけようとしているし。それより企画した人じゃないかと思ってて。 
まぁ、好きな漫画を実写化されたら心中穏やかではないと理解できます。思い入れがあれば尚更です。 
でも、それなら観なきゃいいし、批判していいのはちゃんと映画を観てからだと思います。観ない内から批判はどうかと思います。 

すみません、前置きが長くなりましたm(_ _;)m 
私の感想ですが、あれっ?中々面白いぞ!です。 
一番の懸念はスタンドでしたが良く出来ていたと思います。俳優陣もそれぞれはまっていたと思うし。(四部のキャラクターは知りませんが^_^;) 
山田さんははまっていたし、虹村兄弟を演じた岡田さんと真剣佑さんも良かったと思います。 
家族愛や友情が描かれていました。 
四部は、日本が舞台になっているそうですがロケは日本ではなく海外で撮影されています。えっ~、日本が舞台なのに海外ロケで大丈夫?と思いましたが、映画を観て納得。ジョジョの感じに合っていると思いました。 

続きそうな感じで終わりましたが(第一章になってるし)、次もあるなら観てみたいと思いました。 
ジョジョの実写化にしては成功しているんじゃないかと思いました。 

私が観た映画館での客層が意外と若い人がいなくて、ほとんどがおじさんでした。朝1で早い回だったからかな。
ファン層はおじさんが多いのかな。
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