このレビューはネタバレを含みます
筋書きは綺麗で評価高いのも分かります。
ただ社会派映画はあまり私の趣味ではなかったのか…二度見はないかなあ。
信念を貫いたと言うには甘いし、勝利に取り憑かれたにしては狂気さが足りなかったり。冷血アピールなのか、さもこんなことしてやったわ!って感じだけれど別によくある事では?(と感じる私の方が他人を思いやれない冷血な奴なのかもしれませんが)
普通に仕事して、まあちょっと行き過ぎちゃったねくらいかと。政治の仕事をこなすくらいなんだから、それくらいの技量と推測と慎重さは必要不可欠では。無理ならジェーンのように辞めればいいし、そもそもその仕事を選ばなければいいし。
監督の訴えたい事は分かるんだけど、中途半端でいまいち響いてこないかなあと。ラストはなんとなく想像つく上に積立もゆるいかなあ。右腕さんも3時の電話の時からスパイ感ムンムン出てるし。勝つのは見る前から分かるし。手が見え見えだよ〜。なんかどこかで観たことあるような量産的ストーリーと思ってしまいました。
何でこんなにメリハリ無くふわふわっとしてしまったのか、筋書きが綺麗な故にすごく勿体ない!と感じた1本でした。