↓のレビューは。今はもうなくなってしまった映画レビューサイトに、鑑賞直後に投稿したレビューを。こちらのサイトに移行する際に、以前のアカウントにて投稿したレビューになります。
☆☆☆☆
いや〜これは面白かったな〜。
自殺の名所のすぐそばに住んで居るのが、笠智衆と杉村春子夫婦。新聞記者の三国連太郎と、学生の佐田啓二が息子役。自殺する若い美女2人に、淡島千景と桂木洋子。
「またですか、お父さん!」
予感がしたら居ても経っても居られない。笠智衆と杉村春子の夫婦の会話が絶妙な可笑しさ。
こうゆう役をやらせたら杉村春子の右に出る者は居ない、と感じさせる。
暗い話なのに笑って笑って、最後には幸せな気分にさせられてしまう。
これは隠れた秀作ですね。
2010年 12月12日 ラピュタ阿佐ヶ谷