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サクラダリセット 後篇のLEGIONのネタバレレビュー・内容・結末

サクラダリセット 後篇(2017年製作の映画)
2.5

このレビューはネタバレを含みます

前作とまではいかないものの心情の描写が表面だけを描いていて内面が空っぽに見えてしまった。
話が複雑でありながら不明である点を隙間なく提示されたので理解はしやすかった。
伏線の回収もファンタジーの世界だからこそという部分が多いけどテンポ良くされていた。
浦地がサクラダリセットを行い能力者の存在が消し去られた世界を造ったけど佐々野の写真の中に入る能力はなぜ使うことができたのか。能力者の存在がなくなり能力もすべて失われたら写真もただの写真になるのではないだろうか。能力を全て消し去ることがサクラダリセットだから過去に能力を設定していても一掃されるから残らないはずである。
美空は「かつて自分一人で能力を使えた」と発言したけど自分の頭では理解できなかった。
リセットの能力は美空自身も時間の巻き戻しでそれまでの記憶が消えてしまうから仮にリセットをしても使ったことすら覚えたないはず。これから起こることを知らないのだから時間が戻っても同じ過ごし方をするのでループ状態になるはず。主人公と出会ってからはずっと二人で行動してたので一人で使うという選択肢はないはず。一人で使って何が起きたのかを主人公に聞いていたのなら今の状況と変わらない。
原因が自分の能力で相麻を死なせてしまったことらしいけどなぜ美空はリセット前のことを知っているのか。主人公から聞いたということはありえないと思う。主人公がそんなことを教えたら美空が能力を自ら発動できないよう内側に留め自分に責任を感じると読むことができるはず。
能力者同士の戦いでは方法は理解できるけどそれぞれ能力の設定が自由すぎて合理性ニューヨークかけている。
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