いわゆる「こじらせ女子」の物語。
劣等感と自意識にまみれた"かまってちゃん"の暴走は止まらない…
可愛い子がこれをやったら許されるんだろうけど、ブスがこれをやってもなー
っていうのは僕の感想というより、明らかに製作陣のメッセージがそうなのよ。
主役の女の子も、可愛さだけで言えば第一線を敢えて外した「ややブス」な女の子だし、性格もブスな女の子のそれだし、
「メンヘラ」とか「拗らせ」とかよりも、
これはブスっ子のメンタリティを描いた作品として見たほうがリアリティがあって面白いのだろう…
いやいや、これは何も女子に限った話ではなくて、同様のことは男子にももちろん言えるわけで、
コミュ障、ブサメン、非モテ、童貞と揶揄されながら生きてる(実際はされてないのに、強烈な自意識からそう思い込み、世間からの目を気にして勝手に穴にハマっていく感じのかまってちゃん)奴はたくさんいるし、
そういう奴らに希望を与える映画としてよーくまとまってるんじゃないかなーって思います笑
アメリカの学園ドラマ見てると必ず1人はこういうタイプのキャラが盛り込まれてますよね。