〝自分なんて大嫌い!こんな自分と一生付き合うの?〟
キスさえ未経験というイケてない毎日を送る17歳の高校生ネイディーンは、妄想だけが空まわりし、教師のブルーナーや情緒不安定な母親を困らせてばかりいた。唯一の親友であるクリスタが、人気者の兄ダリアンと恋に落ち、世界にたった1人だけ取り残されたような疎外感を感じたネイディーンは、とんでもない行動に出てしまう...。
17歳の少女が主人公ということだったのであまり共感するとこはないだろうと思ってました!
〝こんな嫌な奴が自分だなんて〟
〝何で自分だけこんな空虚な人生なの〟
〝私の人生はゴミ溜めみたい〟
でも自分にもあったなぁ..
こういう時期(´・ω・`)
思春期特有の自意識過剰っぷりには色々グサグサとえぐられました...笑
〝この世に人は2種類しかいない。自信に満ちて世渡り上手な連中と、そいつらの滅亡を願う人たち〟
あ、自分は後者だと密かに思ってしまったあたり、拗れてるんでしょうか...
とにかく作品全体がイキイキとしててよかったですね!
その要因はやはりネイディーンを演じたヘイリースタインフェルドちゃんでしょう!!
少し前は歌手のイメージの方が強かったですが、俳優としての魅力もすごい〜
「トゥルーグリット」では、14歳なのに
もはやおばあさんみたいな貫禄を見せてました。
今回もその他の同年代とは違う、ませた感じがぴったりでしたね
妙にイケてない感じも最高です!
鏡を覗いてナポレオンダイナマイトのペドロのくだりは笑った!笑
そして髪といえばウディハレルソン!
やはり好きだなーこの俳優さん(´▽`)
〝見た目も構わないし髪もひどいわ!!
むけちゃったから何もしないわけ!?〟
仕事で唯一の至福の時、昼休み。
ネイディーンにまくしたてられながら潰されるのは笑った!
クッキーのシーンもよかったですね〜
他にもお兄ちゃんと母とのエピソードはほっこり!
〝誰だって私と同じくらいみじめで空虚なのよ隠してるだけ〟
終盤の母のメールのくだりは、グッときました(´▽`)
音楽もポップで軽やかな雰囲気があってましたね〜
dickhead songがかかるプールのシーンはお気に入りです!
他にもhandsome poetsなるバンドを知れたのもいい収穫!
以上、「スウィート17モンスター」!
17歳の多感な時期。
愛らしさの詰まった素敵な青春映画でした!
オススメです!