アメリカの田舎町で遺体安置所と火葬場を経営する検死官トミーとその息子オースティン。ある夜、保安官から緊急で身元不明の女性「ジェーン・ドゥ」の検死依頼があり、二人は解剖を進めるが、その遺体には不可解な点が多く、検視は難航する。そして、検視中、多くの怪奇現象が発生するようになり...。
とても面白かった。
解剖の描写は非常にリアルですが、あくまで解剖なので残酷な感じはしませんでした。でも、遺体が解剖されたまま話が進むので、「なにか起こるかも?」という緊張感と不安感が続いていき、非常にこのバランスが絶妙だと思いました。
後半はオカルト・ホラーになっているのでサスペンス要素を期待するとがっかりするかもしれません。私は上質なオカルト・ホラーで面白かったと思います。