このレビューはネタバレを含みます
舞台設定もキャラクターも作り込まれた感じで始まる導入。躊躇なく描写される解剖シーンも相まって否が上にも期待が高まります。
いよいよジェーン・ドゥの解剖が始まり、その体に隠された謎が次々と明らかになる序盤。見る側の推理をかき立てる様なフックがいっぱいでもう先が気になって仕方ありません。
ところがこれ以降、謎の超常現象が次々と起こり出し急にその辺のパニックホラーみたいな雰囲気に。
あれだけ理屈を並べたのに結局呪いか魔女かみたいなありがちなまとめ方をされてしまってひどく落胆しました。