このレビューはネタバレを含みます
[さくっと感想]
不可思議な死体の解剖に挑む検死官を襲うなにか、、というホラー映画。
前半は不可思議な死体の死因を解明するというちょっとミステリー的な展開。検死官親子の仕事っぷりも見ていて楽しい。
後半はジェーンドゥの謎の力(?)によって引き起こされる怪奇現象が怖いホラー。
セットがほぼ一箇所(検死官の作業場)、少ない登場人物(主要は4、5人)という限られた環境でありながらかなり面白い。
あまりに理不尽な展開がちょっと悲しい。
最後のお父さんとの約束が守られなかったのは、それだけ彼女の怨みが強かったからか、それとも息子が途中でお父さんを介錯(って言うのでしょうかね)してしまったからか。
歌の通り心に太陽を、笑顔でいれば助かったのだろうか、、とにかくホラーで明るい歌はベタだけど怖いなと思った。
[考察]
感想を見ているとエマ(ガールフレンド)は生きている説もあるが恐らくこれが正しいと思う。最後のシーンでエマの死体を直接的に映していない(エレベーターのところに倒れている遺体がなさそう)、家から運ばれる死体袋が2つだけだったからだ。
謎だなーと思ったのは
①ジェーンドゥの遺体を郡外の大学へ運ばせる理由
②2度としないよ の意味
色々と考える余地が残ったままの終わりになる、、。個人的にはちょっとモヤっとするが、単にタイトル通り解剖したらヤバかっただけでなく、裏がありそうな感じは好き。
[まとめ]
作品の時間も短いのでとりあえず気になったら観てみると良いかも。